「しっかり寝たはずなのに頭がボーッとする」「知っている人の名前がとっさに出てこない」
40代、50代、60代...と年齢を重ねるにつれ、こうした「脳の衰え」に不安を感じることはありませんか?
「歳のせいだから仕方がない」と諦める前に、見直してほしいのが「脳と油」の関係です。
実は、私たちの脳の成分の約60%は「脂質(油)」で構成されています。
水分を除けば、脳はまさに「油の塊」。つまり、摂取する「油の質」が、そのまま脳の若さや働きに直結しているのです。
本記事では、脳の健康に欠かせないオメガ3脂肪酸(DHA・EPA)が、どのようにして「記憶の司令塔」を守っているのか、様々な研究結果をもとにそのメカニズムを解説します。
DHAの認知症に対する予防効果
アルツハイマー病患者の脳組織ではDHAが低下していることが明らかになっており、DHAの摂取による認知症の予防効果について、大規模なコホート研究や疫学調査研究などが多数実施されています。
DHAを多く摂取している高齢者は加齢に伴う認知機能の低下が遅延することや、DHAが認知症の発症の予防にも有効であることが報告されました[1]。
また、65歳以上の人を対象にした「Chicago Health and Aging Project(CHAP)」で7年間の追跡調査を行ったところ、魚の摂取によってアルツハイマー病の発症リスクが60%程度低くなることが分かりました[2]。
5,000人以上を対象とした「ロッテルダム研究(Rotterdam Study)」の追跡調査でも、魚を食べることで認知症のリスクが60%、アルツハイマー病は70%低下するという結果が報告されています[3]。
DHAが認知症を予防するメカニズム①:脳のゴミ「アミロイドβ」の蓄積を防ぐ
アルツハイマー型認知症の主な原因の一つとして、脳内に「アミロイドβ」という老廃物(タンパク質のゴミ)が蓄積し、神経細胞を死滅させてしまうことが挙げられます。
近年の研究では、DHAがこの「脳のゴミ」に対して、劇的な減少効果を持つことが科学的に示されています。
カリフォルニア大学(UCLA)の研究チームによる実験では、アルツハイマー病モデルのマウスにDHAを摂取させたところ、脳内のアミロイドβの蓄積量が、摂取していないグループと比較して70%以上も減少したことが報告されています[4]。
これは、DHAが脳の老廃物対策において強力なポテンシャルを持つことを示すデータと言えます。
なぜアミロイドβの蓄積量がこれほど減少するのでしょうか。そのメカニズムを解明した研究結果があります。
脳の神経細胞の表面にある、重要なタンパク質「アミロイド前駆体タンパク質(APP)」は、通常「α-セクレターゼ」という酵素で切断されます。
この適切な働きによって、脳の成長因子となり神経保護作用や記憶改善効果を持つとされる「sAPPα」などの安全な断片が生成されます。
一方で「β-セクレターゼ」と呼ばれる酵素が、APPを不適切に切断してしまうことで、脳のゴミであるアミロイドβを作り出してしまいます。
DHAにはこの「β-セクレターゼ」の働きをブロックし、「α-セクレターゼ」の活性を促進することで、有害な「アミロイドβ産生経路」から、無害で安全な「非アミロイド産生経路」へとシフトさせることが判明しました[5]。
つまり、DHAは溜まった脳のゴミであるアミロイドβを掃除するだけでなく、そもそも発生させないようにするという、根本的な予防メカニズムを持っているのです。
DHAが認知症を予防するメカニズム②:「抗炎症作用」が神経細胞を守る
脳内で慢性的な「炎症」が起きると、神経細胞がダメージを受け、認知機能の低下を招きます。
近年の研究では、DHAがこの炎症を鎮火させ、以下の2つのメカニズムによって脳を守ることが明らかになっています。
脳内には「ミクログリア」と呼ばれる免疫細胞が存在し、普段は脳内の掃除役を担っています。
しかし、炎症が起きるとミクログリアが過剰に活性化(暴走)し、正常な神経回路まで攻撃して破壊してしまうことが分かっています。
DHAには、このミクログリアの暴走を抑制し、情報の通り道であるシナプスが壊されるのを防ぐ働きがあることが研究で示されています[6]。
さらにDHAは、脳内で「ニューロプロテクチンD1(NPD1)」という物質に変換されます。
NPD1はその名の通り「神経(Neuro)を保護する(Protectin)」強力な作用を持ち、酸化ストレスや炎症によるダメージから神経細胞が死滅するのを直接防ぐ役割を果たします[7]。
オメガ3脂肪酸が中高年の記憶力を向上させる可能性
魚などの食べものやサプリメントからオメガ3脂肪酸を摂取することが、中高年の記憶力や認知力を高める可能性があると、テキサス大学の研究チームが報告しています。
研究では、認知症や脳卒中のない中高年2183人(平均年齢46歳)を対象に、赤血球中のオメガ3脂肪酸濃度と脳の老化に関する認知マーカーの関連性を調査しました。
その結果、中高年の記憶力とオメガ3脂肪酸濃度の関係について、以下のことが明らかになりました[8]。
EPAのうつ病に対する改善効果
オメガ3はうつ病に対しての研究も進められており、EPAに高い改善効果があることが示された実験結果があります。
2016年に発表された研究の分析では、うつ病の人に対してEPA含量50%超のオメガ3脂肪酸脂肪酸が投与された場合に効果が有効であり、DHAが中心のオメガ3脂肪酸では効果が得られにくいことが分かりました[9]。
これは、DHAだけではなくEPAも脳の健康に寄与しているということを示しています。
オメガ3脂肪酸が、女性のうつ病リスクを低下させると考えられています。
45~84歳の医療従事者の女性を対象に、北フィンランドで実施された魚食とうつ病発症の関係についての調査で、魚食習慣がない女性は魚を食べる女性に比べてうつ病のリスクが2.6倍高いことが分かりました[10]。
また、米国の縦断的研究で3317人(18歳~30歳)を対象にオメガ3脂肪酸の摂取と10年後のうつ病発症率の関連について調査を行ったところ、女性はオメガ3脂肪酸の摂取量が多いほどうつ病発症の危険率は低いことが明らかになりました[11]。
DHA摂取による攻撃性の制御効果
DHAを摂取することで他者に対する攻撃性が減少することが、研究により明らかにされています。
研究は小学4年生~6年生を対象に実施され、半数の児童にDHAが含まれた食品を食べてもらい、残る半数にはDHA抜きの対照食品を1週間にわたって摂取させました。
その結果、DHAが含まれた食品を食べた群の女子は衝動性が低下し、他者への身体的攻撃が制御されたことが明らかになりました[12]。
オメガ3脂肪酸は、中高年だけではなく、発達期の子供の脳の成長や健康にも欠かせない栄養素です。
オメガ3脂肪酸で「クリアで冴え渡る毎日」へ
オメガ3脂肪酸は、発育の途中にある子供から記憶力や認知機能の低下が気になる中高年まで、幅広く脳の働きをを支える重要な栄養素です。
“肉より魚”を意識した食生活や、オメガ3サプリメントの活用によって、加齢に伴う記憶力・認知機能の低下を防ぐサポートとなる可能性があります。
今日からできる「脳のオイル交換」で、クリアで冴え渡る毎日を目指しましょう。
その不調、脳以外の場所にもサインが出ていませんか?
オメガ3(DHA・EPA・DPA)のパワーが必要なのは、脳だけではありません。
もし以下のようなお悩みがある場合、体の別の場所で「良質な脂質の不足」や「血管・血液などのトラブル」が起きている可能性があります。
高血圧の原因の一つに、血管が硬くなっていることが挙げられます。
血管の硬化は、脳梗塞や心筋梗塞といった様々な病気の発症リスクにつながる可能性があります。
まだ軟骨が残っているのにも関わらず膝などの関節に痛みを感じる場合、体の中で起きている「慢性的な炎症」が、痛みを長引かせている要因となっている可能性があります。
脳と同じく、手足や肌の健康にも十分な血流が不可欠です。
加齢とともに体の隅々の毛細血管が消えてしまい、様々な不調の原因となる「ゴースト血管」にも注意が必要です。
脳の60%は「油」でできている。だからこそ「鮮度」が命
「脳のためにオメガ3サプリを飲もう」と思った方に、一つだけ絶対に知っておいてほしいことがあります。
それは、「そのオメガ3は、酸化していないか?」ということです。
人間の脳の成分の約60%は「脂質(油)」で構成されています。脳は水分を除くと「油の塊」のような臓器なのです。
そこに、もし製造過程で高熱処理され、酸化してしまった油(過酸化脂質)を送り込んだらどうなるでしょうか?
酸化した油は、いわば「サビた油」。脳の細胞膜を硬くし、逆に老化や機能低下を招くリスクすらあります。
一般的な大量生産のサプリメントが高温で油を搾り取るのに対し、「まるごと青魚」は熱による酸化ダメージを与えないよう、低温のイワシから遠心分離だけで油を抽出。
さらに、脳の血管をケアするDPAや、油の酸化を防ぐ天然のビタミンEも丸ごと含んでいます。
オメガ3は、「量」だけではなく「質」こそが重要です。
デリケートな脳や体に届けるものだからこそ、「天然のオメガ3」を選ぶ人が増えています。
DHA・EPA・DPA不足を
サポート
まるごと青魚
90粒入 1日3粒目安
2,980円(税込)
食事だけでは不足しがちな
DHA・EPA・DPAを、
新鮮なまま摂取できるサプリメント。
国産イワシの生オイルを
「まるごと」1粒に2尾分
ギュッと詰め込みました。